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学会

2023年02月06日
第46回日本脳神経CI学会

先日、幕張メッセにて第46回日本脳神経CI学会総会が行われました。この学会は非常に歴史の長い学会であり、なんと1978年から行われています。脳神経外科を語る上で必要不可欠な存在である画像検査について、最新の知見が余すところなく語られるこの学会は、脳神経外科の先生だけでなく放射線科、神経内科の先生も数多く参加されます。

当科からも3演題の発表を行いました。
一ノ瀬惇也「神経膠腫に対する覚醒下視路マッピングによる視野障害の回復過程について

」(シンポジウム)
中嶋理帆「グリオーマにおける海馬病変摘出が言語性・視覚性記憶に及ぼす影響

」(シンポジウム)

中田光俊「神経ネットワークのイメージング、前方言語野ネットワークにおけるコア領域と機能シフトの解析」(基調講演、シンポジウム)

私個人としては久々の本学会参加でしたが、5年ぶりにシンポジウムで発表する機会を頂き、発表を行いました。自分の発表だけでなく、他の演者の先生方の最新の脳画像イメージについての発表は大変興味深く、また非常に勉強になりました。私は都合により初日のみの参加となりましたが、非常に充実した1日を過ごすことができました。脳神経外科にとって画像検査は診断だけでなく術中支援、術後のフォローと非常に重要な位置を占めています。今後も画像検査を有効に活用していけるよう、更なる研究の発展が望まれます。

一ノ瀬惇也

発表する一ノ瀬先生

発表する中嶋先生