学会
2022年12月12日
第40回 日本脳腫瘍学会学術集会
先日、千葉県で開催された第40回日本脳腫瘍学会に参加致しました。
本学会は1年に1回、脳腫瘍の診療に携わる医療従事者、研究者が一堂に会する貴重な機会です。当教室からも下記の多くの発表を行いました。
・多施設共同研究による膠芽腫病勢診断血液バイオマーカーの同定 中田光俊先生(シンポジウム)
・右大脳半球膠芽腫における腫瘍浸潤は高次脳機能低下の原因となる 中嶋理帆先生
・既存片頭痛薬ロメリジンはSTAT3を標的とした強力な抗グリオーマ幹細胞効果を有する一ノ瀬惇也先生
・交流電場腫瘍治療システムの使用経験と治療経験:玉井翔
特に、今回の学会テーマが「我がライフワーク」であり、各分野の著明な先生方がまさに自身の人生をかけた臨床・研究に関して、心を揺さぶられるようなお話を数多くいただきました。多くの偉大な諸先生方をもってしても未だ克服し得ない脳腫瘍ですが、少しでもより良い診療を目指して一層努めていかなくてはならないと思いました。
玉井翔
![](https://neurosurgery.w3.kanazawa-u.ac.jp/j/wp-content/uploads/2022/12/DSC_0614-300x169.jpg)
シンポジウムで発表される中田先生
![](https://neurosurgery.w3.kanazawa-u.ac.jp/j/wp-content/uploads/2022/12/IMG_6099-1-204x300.jpg)
自身のポスターと一ノ瀬先生