学会
2022年09月27日
第102回 日本脳神経外科中部地方会
2022年9月17日に第102回日本脳神経外科学会中部地方会が開催されました。今回は前回と違い、現地とオンライン参加のハイブリット形式での開催となりました。
当科よりは以下4演題の発表がありました。
・ベバシズマブ治療中の非閉塞性腸管虚血により死亡した膠芽腫の1例:及川 希望先生
・第四脳室底に発生し外交性進展した小児毛様細胞性星細胞腫の1例:田中 慎吾先生
・総頚動脈閉塞症に対して鎖骨下動脈-橈骨動脈-内頚動脈バイパスを施行した1例:工藤 誠也先生
・特発性正常圧水頭症におけるLPシャント術の効果と脳梁角の評価:小林 雅明先生
また、当科玉井翔先生が脊髄/脊椎/外傷のセッションの座長を務め、第101回で発表された「髄膜種を栄養する血管の血行動態に関する検討」が優秀論文賞に選ばれ表彰されました。
初めての中部地方会への参加であり、今回は雰囲気をより感じるため現地参加を選びました。自身の発表は緊張しましたが、トラブルが生じることなく発表を終えることができ、ほっとしました。また、会場の先生方からも質問やコメントを頂き、自身の発表に対して理解が深まったと感じました。他の方々の発表も多数聞くことができ、非常に刺激的で大変勉強になる機会となりました。さらに勉学に励み、これらの内容を日々の臨床に役立てていきたいと思います。
脳神経外科1年目 工藤 誠也