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学会

2022年06月09日
第58回 北陸脳腫瘍懇話会

2022年5月21日に第58回北陸脳腫瘍懇話会が開催されました。当教室からいくつかの演題の発表がありました。

当教室の正村先生より、学会を終えての感想を頂きました。

 

初期研修医2年の正村です。

先日、第58回北陸脳腫瘍懇話会で発表させていただきました。これは私にとって初めての学会発表でした。「君、やってみないか」と発表のチャンスをいただいたときはとても嬉しかったです。

症例を勉強し、いざスライドを作ってみると、どうしても冗長なスライドになってしまい、情報の取捨選択がいかに難しいか分かりました。スライド構成、病理所見など、玉井先生、阪口先生、木下先生、はじめ多くの先生方にご指導いただき、発表スライドを完成させることができました。

 

しかし、懇話会の5日前に諸般の事情により、症例を変更しなければいけなくなる、という緊急事態が発生しました。冷や汗をかきながら急いで新しい症例を勉強し、スライドを作り直しました。2回目となると、初めて作った時よりもいくらか勝手が分かっており、多少はスムーズに作ることができました。再び上の先生方にご指導いただき、なんとか仕上げることができました。

 

発表当日は幸い大きなトラブルなく終えることができました。初めての発表で至らない点も多かったと思いますが、医師としての小さな一歩前進ができたと思います。指導していただいたことに感謝しつつ、これからも発表の機会があれば積極的に参加して発表のクオリティを上げていきたいです。いずれは、自分も後輩を指導できるようになりたいと感じました。

 

正村啓二郎

発表を行う正村先生