Information

学会

2020年12月10日
脳卒中治療Expert Meeting

先日、脳卒中エキスパートミーティングと題して、国立循環器病研究センターの片岡大治先生、杏林大学の平野照之先生からご講演いただきました。今年はコロナ禍のため、オンラインでの開催となりました。

片岡先生からは頚動脈狭窄症に対する治療戦略につきまして、最新のエビデンスに基づいて、プラーク診断をはじめとした無症候性の中でも治療すべき頚動脈狭窄の診断や、CEA・CASの両方の欠点を補うHybrid手術など、多くの経験に基づいた内容を大変わかりやすくご講演いただきました。

平野先生からは超高齢社会ニッポンの脳卒中・てんかん対策と題しまして、超高齢者における脳卒中治療の特徴に言及されつつ、造影CTを最新の画像技術を用いて迅速に血栓回収の適応の判断を行う様子など、実際の動画を交えて印象強く私達にご講演くださいました。

両先生とも脳卒中治療の最先端の知識についてわかりやすくご講演くださり、大変勉強になりました。我々も今後の診療をさらに良いものとするため、精進していきたいと思います。