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学会

2020年12月01日
第36回日本脳神経血管内治療学会学術総会

 
11/19(木)~11/21(土)まで国立京都国際会館とWebでのハイブリッド方式で第36回日本脳神経血管内治療学会学術総会が開催されました。
 
当科からの発表演題は以下の通りです。
 
・未破裂脳動脈瘤治療に対する血管内治療の10年間における変遷と合併症関連因子 見崎孝一
・Flow diverter留置後の視機能に関する検討 上出智也
・非造影エコーガイド下で一期的に両側の頚動脈ステント留置術を施行した1例 上出智也
・頭蓋内内頚動脈狭窄症に対する血行再建が著効した進行性眼虚血症候群の1例 吉川陽文
・バルーン付きガイディングカテーテルを用いた経上腕動脈アプローチによる頸動脈ステント留置術:8Fr Optimoを用いたシースレス法の1例 大石正博
・上眼静脈を経由して治療し得た海綿静脈洞部硬膜動静脈瘻の1例 筒井泰史
・大腿動脈高位分岐の関連因子 宇野豪洋
 
今回、参加した先生から感想が届いているので掲載いたします。

今回の血管内治療学会の一般口演は各セクション毎にzoomで事前収録を行い座長、セクション内の演者の先生方と質疑応答する様子をオンデマンド配信する形式でした。学会発表の臨場感が伝わり発表する側としても見る側としても単調にならず、緊張感のあるより実際の学会発表に近いスタイルになったのではないかと思います。現在コロナ禍で様々な学会発表のスタイルが試行錯誤されておりますが、リモート視聴が取り入れられ学会のあり方が大きく見直されています。今までのような人気のセクションは立ち見や会場に入れないなどの非効率的な面は改善され、効率よく学ぶことができる良いきっかけになっているのではないでしょうか。今後の学会の進化が楽しみです。

宇野豪洋