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2025年09月26日
第108回脳神経外科学会中部支部会
2025年9月20日に第108回日本脳神経外科学会中部支部会が開催されました。今回は名古屋市立大学での現地開催となりました。
当科よりは以下3演題の発表がありました。
・血小板無力症に併発した顔面痙攣に脳神経減圧術を試みた1例:工藤 誠也先生
・急性リンパ性白血病により誘発された下垂体卒中の1例:廣瀬 裕伍先生
・くも膜下出血で発症し診断に難渋した頭蓋頸移行部動静脈瘻の1例:谷内 譜顕先生
また、当科大石正博先生が脳腫瘍2のセッションの座長を務めました。
研修医の先生たちは初めての学会発表であり、発表前に緊張は見られましたが、トラブルが生じることなく自信をもって発表されておりました。自分の発表も会場の先生方からの質問をお聞きし、さらなる理解が深められたと感じました。また、他の演者の発表から支部会だから知れる珍しい症例の数々から非常に刺激的で大変勉強になる機会となりました。さらに勉学に励み、これらの内容を日々の臨床に役立てていきたいと思います。
脳神経外科 工藤 誠也