学会
2024年06月05日
第42回日本脳腫瘍病理学会
2024年5月24日(金)、25日(土)に呉阪急ホテルにて第42回日本脳腫瘍病理学会が開催されました。当科からは以下の演題発表がありました。
「嚢胞を伴う第四脳室内腫瘍の1例」 橋田真之介先生
「MRI画像による膠芽腫と中枢神経原発悪性リンパ腫の鑑別スコアリングシステムの考案」(シンポジウム) 南部鴻介先生
「定位放射線手術後に悪性化した前庭神経鞘腫の2例」(シンポジウム) 田中慎吾先生
また、「シンポジウム7 脳腫瘍の分子診断と治療1」で中田光俊先生が座長を務められました。
発表された南部先生から学会に参加しての感想をいただきましたので以下掲載します。
先日、広島県呉市の呉阪急ホテルで行われた第42回日本脳腫瘍病理学会に参加しました。
2日間に渡り脳腫瘍病理について最新の知見や稀な症例についての議論が行われる、脳腫瘍の診療に携わる脳神経外科医にとって貴重な学会です。
私は本学会に今回初めて参加させていただきました。脳腫瘍の病理診断や分子診断について最新の知見に触れることができました。特に分子診断の領域については現在のコンセンサスや新たな分類の試みなどに触れ、継続的に知識をupdateしていく必要性を感じました。自分の発表についても座長の先生方から貴重なご意見をいただくことができ、次の課題が見えてまいりました。今回の学会参加を日々の診療や今後の学術活動、研究に活かしていきたいと思います。
南部鴻介