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日々のこと

2026年02月02日
医局長就任のご挨拶

このたび、2026年1月より金沢大学脳神経外科の医局長を拝命いたしました。

2010年に脳神経外科へ入局して以来、複数の市中病院における臨床経験を積むとともに、大学院での研究活動、ならびに多くの地域医療機関での診療に携わってまいりました。さらに、京都大学脳神経外科への臨床留学および米国での研究留学の機会をいただき、脳血管障害、脳腫瘍、先天奇形など、幅広い分野において知見を深めることができました。現在は下垂体・内視鏡・小児グループに所属し、日々診療および研究に従事しております。

近年、脳神経外科領域における技術革新は目覚ましく、手術デバイスの進歩をはじめ、低侵襲手術、先進的画像診断、AIを活用した診療支援など、新たな知見を柔軟に取り入れていく姿勢が求められています。また、高齢化社会の進展に伴い、脳神経外科医療に対する社会的ニーズは一層高まっており、大学病院においても紹介患者数や手術件数は年々増加しております。

地域医療を将来にわたり持続的に支えていくためには、大学および地域中核病院で研鑽を積む若い先生方が、日々の診療を通じて成長し続けることが極めて重要であると考えております。私自身も学び続ける姿勢を忘れることなく、後進の先生方にとって少しでも良き指針となれるよう努めてまいります。

これまで多くの皆様より賜りました温かいご支援とご指導に、心より感謝申し上げます。歴代の医局長の先生方の背中を拝見しながら成長してまいりましたが、重責を担う立場となり、身の引き締まる思いでおります。諸先輩方が築き上げてこられた伝統と信頼をしっかりと受け継ぎ、さらに発展させていくことが、最終的には患者さんへのより良い医療の提供につながるものと信じております。

微力ではございますが、金沢大学脳神経外科のさらなる発展のため、誠心誠意、医局運営に尽力してまいる所存です。関係の皆様におかれましては、今後とも変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

脳神経外科 助教・医局長 大石正博