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学会

2025年11月27日
第32回日本神経内視鏡学会

11月14日に大宮で行われた神経内視鏡学会で当医局より下記の演題で発表させていただきました。

笹川泰生「神経内視鏡手術における基本手技とピットフォール -血腫除去術/脳腫瘍生検術を中心に-」
輪島大介「Falco-tentorial dural AVFに併発した水頭症に対する第3脳室底部開窓術の有用性の検討」
大石正博「肥厚性硬膜炎による小脳扁桃下垂を伴う水頭症に対してETVを試行した1例」
木村亮堅「DICを伴う多発海綿状血管腫からの体幹部・小脳出血に対し内視鏡下摘出術を行った一例」
山本侑樹「内視鏡下嚢胞開窓術を施行したシルビウス裂神経腸嚢胞の1例 -くも膜嚢胞との鑑別について-」

貴重な発表の機会をいただき、ご多忙の中、ご指導を頂いた先生方に深く御礼申し上げます。無事に全国学会のデビューを果たせました。

本学会で得た学びとしては、内視鏡的血腫除去が低侵襲でありながらも開頭血腫除去術と遜色ない成果をあげること、脳室内血腫を伴うくも膜下出血に対する内視鏡下血腫除去が予後を改善することなどが興味深かったです。
これらの知見を日常診療に活かしつつ、自分自身もまた何か新しい学びを発表できるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

山本 侑樹