学会
2024年11月04日
日本脳神経外科学会第83回学術総会
2024年10月16日-18日にパシフィコ横浜ノースにて日本脳神経外科学会第83回学術総会が開催されました。今回は現地開催をメインにライブ配信・オンデマンド配信に対応したハイブリッド形式での開催でした。
当教室からも多くの演題発表があり、また座長を務められる先生方も多く、たくさんの先生方が現地参加されました。
・高次脳機能温存型覚醒下手術の適応 (シンポジウム) 中田 光俊 先生
・働き方改革の取り組みによる脳卒中治療医の疲労度の変化 見崎 孝一 先生
・グリオーマ患者における言語および社会的認知中枢の共存 木下 雅史 先生
・鼻症状の軽減を目指した経鼻内視鏡手術の基本アプローチ 両鼻孔から片鼻孔へ 笹川 泰生 先生
・STAーMCA bypass術の基本技術とtips 上出 智也 先生
・外側後頭下開頭術時の小脳橋角部の空間確保に影響する因子の後方視的解析 田中 慎吾 先生
・膠芽腫におけるPrimary ciliaの役割 大石 正博 先生
・T2-FLAIRミスマッチサインの有無に着目した星細胞腫組織の比較 玉井 翔 先生
・右上腕アプローチにおけるガイディングカテーテルのキンクの危険因子 高田 翔 先生
・リュープロレリン酢酸塩開始後に急速な増大を認めた髄膜腫 基礎実験を含めた検討(特別セッション) 一ノ瀬 惇也 先生
・脳動脈瘤破裂に関わるRAGEの役割についての検証 及川 希望 先生
・再治療を要した非機能性下垂体神経内分泌腫瘍:silent corticotroph adenomaの特徴を中心に 白浜 翔平 先生
・脳室-腹腔シャント術後に合併した腹腔内髄液仮性嚢胞の発生機序の考察 中原 光尊 先生
・未破裂前交通動脈瘤に対するpterional approrchクリッピング術の簡易ソフトを用いた最終術野予測 南部 鴻介
・脳血管撮影検査におけるカテーテル内持続灌流の有用性 野上 健俊 先生
・働き方改革に向けた医師の疲労度調査による疲労蓄積因子の同定 内田 亘 先生
・外側後頭下開頭術後 テント上級生硬膜下血腫発生頻度と関連因子解析 木南 紫巨 先生
・左前頭葉における注意抑制の機能局在:帯状束と覚醒下マッピング 正村 啓二郎 先生
・当院におけるdiffuse midline glioma, H3K27-alteredの画像的特徴 森田 一矢 先生
初日には開会に先立ちMusica Neurochirgianaによるオーケストラの演奏がありました。今回は当教室からも3名の先生が参加されました。
多くのセッションが同時に開催されており興味のある演題をすべて聴くことは難しい学会ではありますが、シンポジウムなどのセッションについては後日オンデマンド配信がなされるので是非視聴したいと思います。