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学会

2024年10月10日
第106回 日本脳神経外科学会中部支部学術集会

2024年9月21日(土)に三重大学にて第106回日本脳神経外科学会中部支部会が開催されました。

当科からは以下の演題の発表がありました。

・ニロチニブ内服中に発症した症候性頸部内頚動脈狭窄症に対してstaged CASを施行した1例 久志野翔 先生

・神経線維腫症1型に合併した胸部脊髄髄膜瘤に対して嚢胞腹腔シャントが有効であった1例 木南紫巨 先生

・副神経延髄根由来と考えられた脳槽内型神経鞘腫の1例 サウスウイックトーマスハリソン 先生

他にも当科の関連施設からの発表も多数ありました。

また、当科から上出智也先生が血管障害のセッションで座長を努められました。

発表された久志野先生、サウスウイック先生に感想をいただきました。

私は今回が2度目の発表でした。初めての時に比べて上手く発表できたと思いますが、見直す部分が多くあり、とても良い経験となりました。準備する過程においても脳神経外科の知見を深めることができました。また、学会では教科書等では見かけることのできない症例が数多く報告されておりとても勉強になりました。指導医始め多くの先生方のおかげで貴重な機会をいただくことができました。心より感謝申し上げます。

久志野 翔

 

初めての中部地方会への参加で自身の発表は緊張しましたが、トラブルが生じることなく発表を終えることができ、ほっとしました。また、会場の先生方からも質問やコメントを頂き、自身の発表に対して理解が深まったと感じました。他の方々の発表も多数聞くことができ、非常に刺激的で大変勉強になる機会となりました。さらに勉学に励み、これらの内容を日々の臨床に役立てていきたいと思います。

サウスウイック トーマスハリソン