学会
2024年09月18日
Hydrocephalus 2024
2024年9月13日から16日、名古屋にてHydrocephalus 2024が開催されました。
当教室から以下の演題が発表されました。
「Combining endoscopic third ventriculostomy and tumor biopsy did not increase the risk of leptomeningeal tumor dissemination for intraventricular and paraventricular tumors with obstructive hydrocephalus」 Masahiro Oishi
以下、学会に参加された大石先生よりいただいた記事を掲載いたします。
2024年9月13日から16日、名古屋で開催されたHydrocephalus 2024に参加、発表して参りました。
この会は、水頭症に関しての発表を臨床だけでなく、基礎研究の内容も話し合われる国際学会です。水頭症や髄液の研究を行っている脳神経外科医や脳神経内科医、研究者、リハビリスタッフなどが世界中から集まる貴重な機会です。この数日間で水頭症や髄液に関する最先端の知識や研究の動向、流れを聞くことができます。このような貴重な学会が名古屋で開催され、とてもありがたく勉強になりました。
日本人の先生も多く発表されていましたが、私自身も含めて、他国の方々と比べて英会話力が見劣りするように思いました。日本が島国で独自の文化を形成しており、英語を必要としない生活ができることは本当に素晴らしいことですが、英語力のなさが身にしみました。
個人的な話として、この学会でNIH留学中の仲間(腎臓内科医)に再会することができました。最も仲良くしていた友人の1人ですが、米国にいる間に一緒に演題登録し、再会を約束しておりました。さらに彼の発表が腎臓内科医であるにも関わらずYoung Investigator Awardを受賞し、とても嬉しく思います。他にも多くのリサーチャーの先生と話をすることができ、今後これが大きな成果に繋がるよう努力していこうと思います。
大石正博