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学会

2024年09月16日
第19回ASNO inシンガポール

2024年8月16-18日第19回Asian Society of Neuro-Oncology conferenceがシンガポールで開催されました。

当教室から中田光俊教授、中嶋理帆先生、大石正博先生、玉井翔先生が参加されました。

大石先生よりの記事を以下に掲載いたします。

 

この学会は2002年日本の熊本で第1回が開催(会長:生塩之敬教授)された日本人として思い入れのある学会です。当教室含め日本から多くの脳神経外科医、研究者が参加しておりました。日本以外に韓国、台湾、中国を中心に、アジア各国の脳腫瘍に携わる脳神経外科医集います。各国の社会的背景や国の発展度合いが様々であり、発表内容や注目を集める領域もバラバラで、非常に面白い学会です。日本ではグリオーマに関する発表に多くの時間があてられますが、この学会では転移性脳腫瘍にも多くの時間が割かれます。今回印象的であったのは、欧米の有名な脳神経外科や腫瘍内科の先生の招待講演が多くあったことです。欧米まで行かずとも、飛行機で約7時間、時差1時間で参加できた学会で発表を聞けたことはとても有意義でした。

シンガポールは赤道直下で暑いものの、アジアを代表する先進国であり、町は安全で、清潔で、あまり違和感なく歩くことができました。学会の合間に観光スポットであるマーライオンやマリーナベイ・サンズを見に行ったり、夜は中華やインド料理を楽しむことができたのは海外学会の醍醐味と言えます。

大石 正博