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お知らせ

2024年11月12日
一ノ瀬先生 第105回日本脳神経外科学会中部支部学術集会で優秀演題賞を受賞!

2024年4月13日に行われた第105回日本脳神経外科学会中部支部学術集会で当科の一ノ瀬 惇也先生が優秀演題賞を受賞いたしました!おめでとうございます!

一ノ瀬先生から本研究の要旨と受賞の感想を頂きましたので掲載いたします。

 

この度2024年4月13日に福井市にて行われた第105回日本脳神経外科学会中部支部学術集会で優秀演題賞を受賞致しましたのでご報告致します。「リュープロレリン酢酸塩開始後に急速な増大を認めた髄膜腫 ―基礎実験を含めた検討―」という演題で発表させて頂きました。髄膜腫はホルモンとの関連が知られています。GHRHアゴニストであるリュープロレリン酢酸塩は前立腺癌や子宮内膜症などの治療薬ですが、当科の筒井先生が以前報告された症例を含め、過去に数例リュープロレリン酢酸塩開始後に急速な増大を認めた髄膜腫の症例が報告されています。今回の発表では新たに経験した2例を報告するとともに、2例目の腫瘍細胞を培養し、実際に腫瘍細胞をリュープロレリン酢酸塩に曝露することで、腫瘍の増殖が促進することを基礎実験で示しました。臨床と基礎研究を両立している当教室だからこそ行えた発表だと思います。9月21日に津市にて行われた第106回日本脳神経外科学会中部支部学術集会で表彰頂きました。今回このような賞を受賞することができ、大変嬉しく思います。今後も継続して発表を行えるよう、精進して参ります。

一ノ瀬 惇也